開催日 | 2020年6月28日(日) | |
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集合場所 | JR北陸線 高月駅 9時 | ||
目的地 | 北国街道 を南下 JR長浜駅まで 長浜到着後竹生島見学 | ||
歩行距離 | およそ12km 途中休憩1回 | ||
行程 | 9時高月駅出発 10時50分姉川通過 11時50分 長浜港着 | ||
竹生島 | 琵琶湖汽船竹生島クルーズ | 12時50分長浜発 13時20分竹生島着 14時40分竹生島発 15時10分長浜着 |
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昼食 | 竹生島で近江牛マンなど | 竹生島へ |
道中記 (教養は大切に) | |||
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1高月駅~姉川 朝、目が覚めると雨、大昔にかぐや姫というフォークグループが歌った、「神田川」で歌われている下宿屋なら雨漏りすると思われるほどの雨です。しかし、高月駅9時には上がっている、と信じて決行しました。幸いに歩き始めてからは、雨には降られませんでした。 高月駅からの参加者は4名、竹生島からは滋賀県在住N氏が参加の予定です。 高月駅西口で恒例の記念撮影後、駅の南で北国街道に合流し旧の高月町、現在の長浜市高月町の集落を通過します。ここから国道8号線を南下するのですが、なんとなく幹線国道のイメージを持てない道。交通量の多くない、歩くのに親しみの持てる国道8号線でした。 南下を続け、旧の湖北町、現在の長浜市湖北町速水に入りました。 MI氏が街道筋の民家の屋根瓦を指し、この瓦は「一文字葺き」といって珍しいもの、とのご指摘。 私たちは何のことかわかりませんでしたが、軒先の瓦のつなぎ目が「1」の字に揃っている厚い瓦で、高級瓦らしいです。さすが一級建築士Mさん。同じところを歩いていても目の付け所が違う。違う視点で街を見ているとよくわかりました。(写真参照) 出発して1,5時間。少し休もうと街道から外れ稲荷さんの境内で休憩することにしました。なんとそこにはお巡りさん。バイクを止めてなにか捜索している様子。事件はどこにあるのかわからないものですが我々が捜査の対象ではないようです。 お巡りさんが現場を去ってからの休憩で、MIさんの干し柿スイーツを美味しくいただきました。ありがとうございます。 休憩した神社の所在地は旧の虎姫町、そこから姉川の合戦で有名な姉川を渡ると旧のびわ町になります。いずれも今は長浜市です。なんで旧の町名にこだわるかというと、マンホールの写真を撮りながら歩くのが癖になっており、違うデザインの蓋があると写真にします。そのデザイン蓋に合併前の旧の町の名前が書いてあることが多いので、わかっちゃうんです。 2 姉川~長浜港 姉川での合戦がどういう合戦か、その合戦の主人公の一人である浅井氏の居城小谷城はどこにあるか、MAさんは的確に教えてくれました。姉川大橋の上から北東方向、手を伸ばせば届くようなところに小谷城があります。何も知らない私はグウノネモでませんでした。 琵琶湖東岸の周遊は戦国を巡る周遊です。滋賀県の単位面積当たりのお城の数は1300カ所、全国一だと竹生島へ行く船の中の紹介の案内が放送されていました。これから近江を歩くからには、姉川合戦や小谷城の位置ぐらいは把握しておかなければと反省です。でもほんとはすぐ忘れちゃって頭に残らないのです。 姉川合戦の様子を橋の上から想像しつつ、長浜市中心部へ南下しました。 竹生島へ向かう舟の時間が迫っています。昼食に食べようと決めた「のっぺいうどん」は後回しにし、長浜港へ急ぎました。クルーズ船の港はヨットハーバーのさらに南、ホテルの隣でした。Nさんと連絡し、コロナ対 策の検温をし連絡先を記して、ようよう竹生島クルーズの乗船券5人分ゲットできました。 隣接するホテルでお昼をと思ったのですが、船券売り場で情報収集したところ、竹生島では牛マンとおでんをビールと一緒に食べられることがわかり、ビールが飲めればいいという、約お二人の意見で長浜での昼食はやめて、竹生島に向かうことにしました。Nさんとも無事合流できました。 3 長浜港~竹生島~米原駅 耳より情報を一つ。竹生島クルーズの乗船券は、交通系ICカードを使うと1割引きで購入できます。これから渡航を予定される方は、必ずマナカなどを用意しましょう。今回は参加者みんなのマナカを総動員しても4人分しか買えなかったので、Nさんには定価で買ったチケットを利用してもらいました。ごめん。 12時50分出航の便で竹生島へ出発。船内は、4人掛けの椅子を1人ないし2人で利用できる程度のお客さんでした。30分ほどの航海で竹生島に到着し、土産・茶店の前を通り入山すると、いきなりチョー急な石段で、きつかった。 ただ、今日の参加者のほとんどは以前に島を訪問したことがあり、朱印をもらうべく勢い込んでいた約一名を除いて、勝手知ったる足取りでめいめい境内を散策しました。 談合騒ぎのあった工事できれいになった唐門を通り、早く下山して茶店で休むグループ、絶景の境内を入念に楽しむグループに分かれ、最後は、BGMに吉田拓郎の流れる茶店で合流しました。 ビールやソフトクリームに満足し、島内80分の周遊を終えることが出来ました。写真はそこで食べたソフトクリームです。ただ、われわれより明らかに若いご主人の店に、何故店内に拓郎が流れていたか聞くことはできませんでした。 長浜港で、Nさんから駅まで送っていこうかという暖かい申し出を頂き、何の躊躇もなくするすると便乗させていただくことにして、米原駅まで送ってもらいました。車中での話題は、画家を画伯と呼ぶように、彫刻家はなんと呼べばいいか、というものでした。いまのところ、彫刻家さんは彫刻家さんらしいです。 Nさん、ありがとう、これからも彫刻頑張ってね、と感謝しつつお別れしました。次回は彦根です。 |
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高月駅から米原駅のだいたいの位置 | |||
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一文字葺きの瓦 雨どいの上部の瓦です |
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姉川大橋から見た小谷城方面 | |||
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参拝を終え茶店で食べたソフト、 ビール、おでん、コーラなど |
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